オークス本命と穴候補
比較的、荒れないG1。2桁人気からは過去10年で1頭しか来てません。
近5年の脚質を見てみると初角4番手以内で先行した馬は総崩れ。
つまり流れ込みは通用せず、早い上がりを繰り出せる馬を狙うというのがオークス攻略のセオリーです。
長い直線、瞬発力が問われるとあって好走馬15頭中、14頭が父サンデー系。
残り1頭も母父がサンデーです(キンカメxSS)
と言ってもその殆どがディープ産駒。
ディープ産駒1頭しか出走していなかった14年を除くと毎年2頭馬券、しかも毎年連対。
6人気以内に支持されているディープ産駒を買えば当たる、というのが近年の流れです。
今年はディープ産駒からフローレスマジック・ブラックスビーチ、そしてディープブリランテ産駒のディーパワンサが登録。
人気面から見ると前2頭が該当、スイートピーS組を軽視すると残るは1頭となります。
フローレスマジックは母系からも血統面文句なし。ダービー馬キズナと同配合、全姉にラキシスの良血馬。
ですが、脚質面と決め手にやや不安があります。
<戸崎に乗り替わった近2戦>
クイーンC 8番手 上がり4位
フローラS 3番手 上がり6位
ここまで6戦して勝ったのは未勝利戦のみ、完成度にもやや欠けている印象。
オークスが自己条件と割り切って本命を打つにはジョッキーを含め微妙なところです。
(ただし戸崎は4年で3回馬券)
一方でサンデーの血が入らない馬から、
人気どころでソウルスターリング、モズカッチャンが出走します。
2頭を即消しという事ではありませんが、
モズカッチャンはフローラSで当日と同じ1枠1番から爆発的な末脚を見せましたが、外枠優勢の今回は閉じ込められた印象が強いです。
それも非社台生産馬という政治面が働いているようにも見えます。
人気の一角アドマイヤミヤビですが、
2走前のクイーンCでNHKマイルを制したアエロリットを上がり最速で完封したことから人気は落ちません。
前走の敗因は馬場というコメントが出てますが、この手の馬に本命を打つのは長い目で見るとハイリスクに過ぎません。
本命候補ですが人気でもリスグラシューを考えてます。
デビュー時から抜群の安定した末脚と戦績、キャリア2戦目の驚異のスピード、ノーザンF生産馬、外枠、府中実績、府中2400の特注とも言えるネヴァーベンドの血、
今回の出走馬の中で買い要素がダントツに揃っています。
問題は買い目となりそうですね。
(買える範囲なら複勝でいきます)
穴候補として血統面なら忘れな草賞の勝ち馬ハローユニコーンは魅力です。
父・母母父はリスグラシューと同じハーツクライにネヴァーネンド系ですが母父ヌレイエフも特注です。
14年の勝ち馬、同配合のヌーヴォレコルトをを初め、デニムアンドルビー・ヴィルシーナも内包してました。
エリート王道ローテの桜花賞組での決着というのは中々あるものではありません。
別ローテの馬が1頭ないし2頭入るのがオークス。
そういう意味でも、フローラS組をはじめ忘れな草賞組、スイートピーS組からディープ産駒のブラックスピーチまで馬券の視野に入れておきたいレースです。
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Vマイル 的中
位置取りを見てヒヤリとしましたが
◎7人気ジュールポレール3着滑り込みで複勝480円的中です。
危険と見ていた2~4人気、更に鉄板級ミッキー含め上位勢全滅で馬連4万・3単91万の大荒れ。
馬場良し、枠良し、臨戦過程良し、パドック良しのミッキーの凡走は不明ですが元々反応に不安のある馬。
そんな中、複勝に切り替え、ピンポイントで拾った馬券は大きいですね。
終わってみれば4歳馬で独占しましたが、
そもそもリピーターレースで、昨年ルージュバック・レッツゴードンキ・スマートレイアーは当コース(レース)に適性がないから凡走したわけですが、
それでも人気に支持されていたのはおいしいの一言でしょう。
レッツゴードンキはこれで2年連続二桁着順、
今年は昨年より外枠でしたが3人気まで押し上げられてました。
とにかく、心を鬼にしなければ獲れない、そんなレースだったと思います。
穴として押さえたソルヴェイグも9人気5着(アタマ・クビ差)と大健闘。
ただしこの馬が3着だったら馬券はパーでしたが。
大穴を開けたデンコウアンジュですが、いかにも渋馬場仕様のオペラxニジンスキー。
2歳時のメジャーエンブレムを破ったアルテミスs以来の激走でした(当時も12人気)。ちなみに同舞台の府中マイルです。
今週はオークス。
ダイワメジャー産駒には辛い距離でしょう。
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Vマイル 穴パターン
近5年、毎年7人気以下の食い込み(計6頭)が見られますが、
内4頭は2番手以内で先行(ケイアイエレガント・ミナレット・ヴィルシーナ・トナウブルー)
残る2頭は昨年のストレイトガールとホエールキャプチャですが、どちらも前年のVマイル覇者(ヴィルシーナも前年の覇者)であり、G1級の馬。
つまり差し・追い込みからは(距離問わず)G1で勝ち負けしてきた馬のみ、それ以外は2番手以内でレースを進めない限り穴の出番は無い、というのが当レースの傾向です。
と同時にリピーターレースという点から府中マイル実績馬を同時にマークする必要があります。
そういう意味でも1人気に支持されるミッキークイーンはオークス・秋華賞の2冠に加え、昨年のVマイル2着馬。おまけに昨年同様の阪神牝馬sからというローテで今年も中枠をゲット。
更に好走率の高いディープ産駒となれば凡走は考えにくいという状況です。
できれば前走大敗、人気を落として出てきて欲しかったところですが、ここはミッキークイーンの相手探しとします。
現在の人気を上から見ると昨年のVマイルに出走した面々で、すべて人気を下回った結果です。
1人気 ミッキークイーン(昨年1人気2着)
2人気 レッツゴードンキ(昨年8人気10着)
3人気 ルージュバック(昨年4人気5着)
4人気 スマートレイアー(昨年3人気4着)
5人気 クイーンズリング(昨年5人気8着)
今年出走する微妙な4歳馬と比較され押し出されたような形で人気になってるように見えます。
実際、力関係からすれば妥当なのかもしれませんが、個人的には2人気以下の4頭はおいしくない馬。
特にスマートレイアーは3年連続凡走してます。
従ってミッキークイーンの相手探しは6人気以下からとします。
人気薄から先行する可能性の高い馬は4頭。
ジュールポレール
オートクレール
クリノラホール
リーサルウェポン
差し・追い込みの中でG1連対経験馬の出走はありません。
あえて挙げるなら以下の3頭。
アットザシーサイド(桜花賞3着)
ソルヴェイグ(スプリンターズs3着)先行の可能性あり
ウキヨノカゼ(スプリンターズs3着)
この中から1頭に絞り込むかワイドで数点流すかという馬券になりそうです。
まず相手筆頭はジュールポレール。
関東圏での出走はこれまで無し、未知の府中マイルとなりますが、スローのディープ産駒はやはり魅力的です。
母系もノーザンダンサーにミスプロと王道配合。ヴィルシーナと被ります。
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NHKマイルC ワイド的中
NHKマイルC 現時点での注目馬
今年は実績的にも抜けた人気馬はおらず混戦が想定されます。
上位人気に支持されそうな馬は、
カラクレナイ・モンドキャンノ・アエロリット・アウトライアーズでしょうか。
モンドキャンノを除く3頭は桜花賞・皐月賞からの参戦。
決してベストローテとは言えず波乱傾向の強い当レースで本命候補としてはリスクが伴いそうです。
しかもカラクレナイ・アエロリットは牝馬。
この世代は牝馬>牡馬と言われる中、皐月賞でファンディーナが撃沈してます。
残るモンドキャンノ(朝日杯2着馬)ですが、前走スプリングS大敗は問題なし。
ルメールを配され勝負気配プンプンですが、
キンシャサノキセキxサクラバクシンオーというスプリンター配合に不安が残ります。
以上の事からも穴の出番が大いにあると見ています。
今年のメンバーを見ると逃げ馬不在。
ペースはややスロー、先行馬有利な展開と想定します。
近5年を振り返っても初角3番手以内から毎年好走馬が出てますが、狙い目としてはココでしょう。
血統面では仕上がりの早いフレンチデピュティ内包馬、ダイワメジャー産駒が近年多数好走してます。
現時点での注目馬はそのダイワメジャー産駒の先行馬ボンセルヴィーソ。
枠もいいところを引きました。
そしてその外隣の同じNZTから参戦、ジョーストリクトリは父が当レース覇者ですね。
その父ジョーカプチーノと臨戦過程も一緒。
ファルコンS⇒NZT⇒マイルC
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