安田記念予想
ペースですがどちらにも転がりそうな微妙なメンバー。
ただし今年はフルゲートですのである程度流れるんじゃないかなという印象です。
インで詰まる差し馬より外差しにアドバンテージがありそうです。
経験値豊富な6歳馬からどの馬を本命にするかですが、
上がり勝負、持続力勝負、どちらでも対応可能、そしてルメールで再び充実期を迎えているイスラボニータを人気でも本命にします。
前走は+8kで叩き台でしたが他馬より1k多い斤量で内容以上に強い競馬。
ちなみに1人気は近4年(3-1-0-0)と安定。
馬券は1人気からという事で2列目には穴を配置。
高齢&外枠という理由だけで人気落ちのロゴタイプ、時計勝負なら一発ありそうな香港トップマイラーのビューティーオンリー、58kの壁はありますがタニノギムレットが魅力のブラックスピネルの父非サンデーの3頭。
ヒモは手広く3複フォメのみで勝負。
◎イスラボニータ
▲ビューティーオンリー
☆ブラックスピネル
安田記念 58kの壁
安田記念がなぜ高配当連発か。
理由の1つとして人気の4歳馬が消える事が挙げられます。
ではなぜ人気の4歳馬が消えるか。
理由の1つとして斤量58k未経験が挙げられます。
(16年のリアルスティール、14年のワールドエース、12年のサダムパテックなど該当)
想像以上に斤量58kの壁は厚い。
近5年見ても58k未経験で好走した馬は15年のモーリスと13年のダノンシャーク(3着)の僅か2頭です。
内1頭、モーリスは前走重賞を含め3連勝中、しかも全て1人気に応えてのもの。そして後の歴史的名馬となりました。
逆に言えば58k未経験にも関わらず4歳で安田を制したモーリスは後の活躍も約束されていたようなもの。
それだけ58k未経験馬が勝つというのはハードルが高いという事でしょう。
ちなみに過去10年の馬齢別成績を見ると、
3歳(1-0-0-2)
4歳(2-2-1-28)
5歳(3-4-3-46)
6歳(4-2-5-37)
7歳以上(0-2-1-29)
6歳馬がこれだけ走るG1て珍しいですよね。
当レースで重要なのは経験値、またヴィクトリアM同様リピーターが多いですが府中マイルは適性が問われます。
その辺を強く意識しながら波乱を想定した馬券を買いたいものです。
今年のメンバーで重賞で58kを経験している馬は、
<5歳>
アンビシャス 前年の秋天4着など
<6歳>
レッドファルクス 前走京王杯s1着
サトノアラジン 前年の安田4着
イスラボニータ 前年の富士s2着・安田5着など
ステファノス 前年の秋天3着・宝塚5着など
ビューティーオンリー
<7歳以上>
ディサイファ 前年の安田6着など
サンライズメジャー 2年前の安田11着
クラレント 前年の秋天11着・安田8着など
ロゴタイプ 前走の中山記念3着・秋天5着・安田1着など
コンテントメント
例年と比較して多数存在してますが、今年も6歳馬は激アツですね。
一方で4歳エアスピネル・ブラックスピネル、また5歳の上がり馬グレーターロンドンは未経験。
それぞれ府中マイルの実績がある上に好枠、更にキンカメ・タニノギムレット・ディープxドクターデヴィアスと、
血統面でも適性を感じるだけに斬りにくいところですが少なくとも本命からは外す予定です。
ダービー不的中
混戦ダービー。今回は保険なしの◎アルアイン(4人気)1本勝負しましたがクビ・ハナ差の5着で不的中です。
想定通りのスローで絶好のポジション。仕掛けどころ1つで結果は変わっていたと思いますが松山くんにディープブリランテの岩田のような細かい技術を求めた自分のミスでの敗戦だったように思えます。いかにもポジションとって積極的に見えますが勝ちにいく競馬をしたかどうかは疑問。距離への不安があったとしても4人気ならもっと攻める騎乗を見たかったですね。
アドミラブルは上がり最速で伸びてくるも3着が精一杯。これで青葉賞からダービー馬誕生は持ち越されました。
それにしても1~3人気で決着・・・。混戦と言われる時ほど堅い決着、競馬アルアルでもありますが。
次回は安田記念。
ペース等、分析してませんので何とも言えませんが、現時点での注目馬はステファノス・ロゴタイプ・イスラボニータあたりでしょうか。
酷量58k、ここがポイントです。
ダービー 混戦、未だ軸決まらず
今年は混戦ダービーと言われてますが、複勝オッズを見ても完全に割れてる状況。
個人的にも、馬券どころか◎も決まっていませんので現段階では何とも言えませんが、
まず穴で狙う予定でいたスワーヴリチャードがなんと3人気。これには参りました。
外枠2頭の人気馬ですが、まずアドミラブルは青葉賞組からダービー馬が出れば歴史的快挙という状況で大外で本命を打つ理由は無し。
前走を叩いていかにもダービー狙ってます!のレイデオロは府中への適性と脚質に不安。
どちらもヒモでいいだろうという見解です。
そうなると音無厩舎3頭出しから絶好の最内を貰ったダンビュライト、これまた池江厩舎3頭出しから内2頭サトノアーサー・アルアイン、
この3頭から本命を選ぼうか、という何とも悩ましい土曜夜です。
私が近年のダービーで最も印象に残っているのがディープブリランテの勝った12年。
末脚自慢の1人気ワールドエース・2人気ゴールドシップがお互い牽制し合い脚を余したレースです。
現代競馬は強烈な末脚より立ち回りの上手い馬を狙った方が長い目で見れば勝てます。
13年、キズナが後方一気を決めてますが、例外と言っても過言ではないでしょう。
今年もほぼスロー。多頭数、前目で競馬が出来る馬には少なくともアドバンテージが生まれるはずです。